どうもー、ジェイスです。
今日は久しぶりのデッキ紹介です。これからPTQSanJuanが始まりそのフォーマットがエクステンデットなので今回はスタンダートからではなくエクステンデットからデッキをチョイスしました。
電脳世界でのエクステンデットの旬な話としてはMO界で有名なFFfreakがDDことダークデプスデッキでプレミアイベントを2連勝したことですね。またそのFFfreakが色々なデッキに対してのサイドボードのインアウトを乗せた解説記事を書いた事でも話題になっています。
英文ですが気になる方はこちらからどうぞ↓
http://strategy.channelfireball.com/featured-articles/fffreaky-friday-plumbing-the-depths/
エクステンデットはついこないだ行われたファイナルのフォーマットとしても採用されていたため日本人のエクステンデットへの関心は今現在かなり高いものとなっているのではないでしょうか?
世界選手権でもカバレッジに日本人選手のデッキがかなりの数がデッキテクとしてアップされていたのも記憶に新しいです。
アグロZOO、パニッシングZOO、DD、ソプターコン、《集団意識/Hive Mind》、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》、ハイパージェネシス、フェアリー、バント、赤単バーン、オールインレッド、ドレッジ
と、やはりカードプールの違いからスタンダートとは比較にならないほどのデッキが存在します。
カードプールの広さが多くの種類のデッキを呼びよせ、デッキの種類の多くまたそのデッキ達の力がほぼ均衡していることが更に新しいデッキを環境にもたらす呼び水になっている、というのが今現在のエクステンデットの環境なのではないでしょうか。
そんな世界に今年になってまた新しくデッキが現れました。それが今回これから紹介する赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》デッキです。
まずはレシピをどうぞ。
6 《森/Forest(9ED)》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》
6 《山/Mountain(9ED)》
4 Stomping Ground
1 《沼/Swamp(9ED)》
2 《樹上の村/Treetop Village(10E)》
2 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
25 lands
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
4 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
16 creatures
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《罰する火/Punishing Fire》
4 《風景の変容/Scapeshift(MOR)》
4 《明日への探索/Search for Tomorrow(TSP)》
3 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
19 other spells
Sideboard
4 《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
3 《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
2 《根絶/Extirpate(PLC)》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
4 《思考の大出血/Thought Hemorrhage》
15 sideboard cards
スタンダートでも大活躍している《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を搭載しているのが特徴的です。まぁそれほどこのカードが強い、ということなんですけどね(笑)
このデッキの立ち回りは以下のような感じになります。
優秀な《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》で戦線を作り上げ、対戦相手のデッキがクリーチャーデッキなのであればそれらで戦線を維持している間に《罰する火/Punishing Fire》+《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》のコンボや《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を引き込み対戦相手のクリーチャーを薙ぎ払います。
また対戦相手がコントロールであった場合は上記のクリーチャーでプレッシャーをかけ対戦相手のタップアウトを誘い、《風景の変容/Scapeshift(MOR)》で一撃死させます。
コンボデッキに当たってしまった場合はこのデッキは苦しく、対戦相手がコンボを決めるのに手間取ってもらいその隙に殴りきるかこちらも最速でコンボを決めるしかありません。このマッチアップはメインボードはこちらに妨害手段が0なので厳しい戦いとなるでしょう。
今度はサイドボードに目を向けてみましょう。
・《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
流行の《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》コントロールに当たった時に最高のカードとなります。相手の要である《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》を壊せるだけで無く対戦相手のデッキにはアーティファクトランドやタリスマンなどが入っているので相手のマナを破壊する事もできるからです。また親和と当たった時にも活躍します。
・《思考の大出血/Thought Hemorrhage》
コンボデッキ対策です。前述したようにこのデッキはコンボデッキとのメインボードの対戦はお世辞にも楽とは言えません。なのでサイドボード後になんとしてでも勝ちたいため4枚フルで枠が割かれています。
・《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
特殊地形キラーなのは言うまでもないでしょう。特殊地形を多用しているデッキ、または《血染めの月/Blood Moon(9ED)》を張ればコンボスピードが低下するデッキに対してサイドボードインをします。こちらのデッキも特殊地形は入っていますが森が6枚も入っているので問題なく使用できるでしょう。
・《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》、《根絶/Extirpate(PLC)》
言わずもがなの墓地対策です。人によってはここの枠が《貪欲な罠/Ravenous Trap》4である場合もあります。《貪欲な罠/Ravenous Trap》は概ねドレッジデッキ専用サイドボードですが、《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》、《根絶/Extirpate(PLC)》だと墓地を多用するその他のデッキにもサイドインすることが出来ます。しかしドレッジには《貪欲な罠/Ravenous Trap》が一番効果的です。そこはプレイヤーの判断次第と言った所でしょう。どちらにせよ墓地対策を1スロット、と言う事です。
以上がサイドボードです。
この通りサイドボードは殆どがコンボデッキ系への対策カードとなっています。やはりクリーチャーデッキには《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と言った面々や《罰する火/Punishing Fire》のコンボ、大技の《風景の変容/Scapeshift(MOR)》があるので有利に戦う事ができるのでしょう。
まぁ《悪斬の天使/Baneslayer Angel》だけは気がかりなんですけどね(笑)
ビートダウンデッキでもありコンボデッキでもある。
そんな速攻と一撃死の2面性を持つ赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》デッキ。良かったら是非プレイしてみて下さい!
それでは今回はこの辺で。
See you & Good luck!
今日は久しぶりのデッキ紹介です。これからPTQSanJuanが始まりそのフォーマットがエクステンデットなので今回はスタンダートからではなくエクステンデットからデッキをチョイスしました。
電脳世界でのエクステンデットの旬な話としてはMO界で有名なFFfreakがDDことダークデプスデッキでプレミアイベントを2連勝したことですね。またそのFFfreakが色々なデッキに対してのサイドボードのインアウトを乗せた解説記事を書いた事でも話題になっています。
英文ですが気になる方はこちらからどうぞ↓
http://strategy.channelfireball.com/featured-articles/fffreaky-friday-plumbing-the-depths/
エクステンデットはついこないだ行われたファイナルのフォーマットとしても採用されていたため日本人のエクステンデットへの関心は今現在かなり高いものとなっているのではないでしょうか?
世界選手権でもカバレッジに日本人選手のデッキがかなりの数がデッキテクとしてアップされていたのも記憶に新しいです。
アグロZOO、パニッシングZOO、DD、ソプターコン、《集団意識/Hive Mind》、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》、ハイパージェネシス、フェアリー、バント、赤単バーン、オールインレッド、ドレッジ
と、やはりカードプールの違いからスタンダートとは比較にならないほどのデッキが存在します。
カードプールの広さが多くの種類のデッキを呼びよせ、デッキの種類の多くまたそのデッキ達の力がほぼ均衡していることが更に新しいデッキを環境にもたらす呼び水になっている、というのが今現在のエクステンデットの環境なのではないでしょうか。
そんな世界に今年になってまた新しくデッキが現れました。それが今回これから紹介する赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》デッキです。
まずはレシピをどうぞ。
6 《森/Forest(9ED)》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》
6 《山/Mountain(9ED)》
4 Stomping Ground
1 《沼/Swamp(9ED)》
2 《樹上の村/Treetop Village(10E)》
2 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
25 lands
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
4 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
16 creatures
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《罰する火/Punishing Fire》
4 《風景の変容/Scapeshift(MOR)》
4 《明日への探索/Search for Tomorrow(TSP)》
3 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
19 other spells
Sideboard
4 《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
3 《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
2 《根絶/Extirpate(PLC)》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
4 《思考の大出血/Thought Hemorrhage》
15 sideboard cards
スタンダートでも大活躍している《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を搭載しているのが特徴的です。まぁそれほどこのカードが強い、ということなんですけどね(笑)
このデッキの立ち回りは以下のような感じになります。
優秀な《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》で戦線を作り上げ、対戦相手のデッキがクリーチャーデッキなのであればそれらで戦線を維持している間に《罰する火/Punishing Fire》+《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》のコンボや《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を引き込み対戦相手のクリーチャーを薙ぎ払います。
また対戦相手がコントロールであった場合は上記のクリーチャーでプレッシャーをかけ対戦相手のタップアウトを誘い、《風景の変容/Scapeshift(MOR)》で一撃死させます。
コンボデッキに当たってしまった場合はこのデッキは苦しく、対戦相手がコンボを決めるのに手間取ってもらいその隙に殴りきるかこちらも最速でコンボを決めるしかありません。このマッチアップはメインボードはこちらに妨害手段が0なので厳しい戦いとなるでしょう。
今度はサイドボードに目を向けてみましょう。
・《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
流行の《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》コントロールに当たった時に最高のカードとなります。相手の要である《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》を壊せるだけで無く対戦相手のデッキにはアーティファクトランドやタリスマンなどが入っているので相手のマナを破壊する事もできるからです。また親和と当たった時にも活躍します。
・《思考の大出血/Thought Hemorrhage》
コンボデッキ対策です。前述したようにこのデッキはコンボデッキとのメインボードの対戦はお世辞にも楽とは言えません。なのでサイドボード後になんとしてでも勝ちたいため4枚フルで枠が割かれています。
・《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
特殊地形キラーなのは言うまでもないでしょう。特殊地形を多用しているデッキ、または《血染めの月/Blood Moon(9ED)》を張ればコンボスピードが低下するデッキに対してサイドボードインをします。こちらのデッキも特殊地形は入っていますが森が6枚も入っているので問題なく使用できるでしょう。
・《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》、《根絶/Extirpate(PLC)》
言わずもがなの墓地対策です。人によってはここの枠が《貪欲な罠/Ravenous Trap》4である場合もあります。《貪欲な罠/Ravenous Trap》は概ねドレッジデッキ専用サイドボードですが、《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》、《根絶/Extirpate(PLC)》だと墓地を多用するその他のデッキにもサイドインすることが出来ます。しかしドレッジには《貪欲な罠/Ravenous Trap》が一番効果的です。そこはプレイヤーの判断次第と言った所でしょう。どちらにせよ墓地対策を1スロット、と言う事です。
以上がサイドボードです。
この通りサイドボードは殆どがコンボデッキ系への対策カードとなっています。やはりクリーチャーデッキには《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と言った面々や《罰する火/Punishing Fire》のコンボ、大技の《風景の変容/Scapeshift(MOR)》があるので有利に戦う事ができるのでしょう。
まぁ《悪斬の天使/Baneslayer Angel》だけは気がかりなんですけどね(笑)
ビートダウンデッキでもありコンボデッキでもある。
そんな速攻と一撃死の2面性を持つ赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》デッキ。良かったら是非プレイしてみて下さい!
それでは今回はこの辺で。
See you & Good luck!
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