こんにちわ、ジェイスです。

遂にファイナルまであと1週間を切りましたね。

みなさんデッキの用意は万全でしょうか?

そんな訳で今週は私が把握している範囲の情報をできるだけ書き連ねていって少しでもお役に立てればな、と思ってます。

目指せ毎日更新!



で、今回1発目に紹介するのはこちらのデッキです。

ブラッドネルソンことFFfreakの緑白タッチ黒《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》デッキです。

まずレシピをどうぞ。

FFfreaK (3-1)

Standard Daily #789876 on 12/17/2009

Main Deck
60 cards

1 《バントの全景/Bant Panorama》
4 《森/Forest》
1 《ガーゴイルの城/Gargoyle Castle》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood》
4 《平地/Plains》
4 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
1 《沼/Swamp》
4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
24 lands

4 《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
4 《極楽鳥/Birds of Paradise》
2 《不屈の随員/Dauntless Escort》
4 《エメリアの天使/Emeria Angel》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4 《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
3 《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》
25 creatures

1 《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》
2 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
4 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
3 《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
11 other spells

Sideboard
1 《不屈の随員/Dauntless Escort》
3 《破滅の刃/Doom Blade》
1 《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》
2 《不気味な発見/Grim Discovery》
2 《自我の危機/Identity Crisis》
2 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4 《崇敬の壁/Wall of Reverence》
15 sideboard cards


1マナのマナブーストが《貴族の教主/Noble Hierarch》ではなく《極楽鳥/Birds of Paradise》であるのがかなり珍しいです。

メインボードでもうひとつ特筆すべき点は白除去の不採用でしょう。

代わりにこタッチ黒で《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》を採用しています。

《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》はやはり万能であり土地以外のパーマネントをなんでも破壊できるのはとても重宝します。またトークン系やこっちの除去が《流刑への道/Path to Exile》だと思い込んで同じクリーチャーを2体展開してきた所を一気に葬り去る事もできます。

なのでポイントとしてはあまり早く沼を出さないいことでしょう。少しでも《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》の気配は撃つまで無くして置くのがちょっとしたプレイングになります。

メインの黒いカードこれだけでタッチ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんがこのデッキの黒はサイドボード後もっと役に立ちます。

まずなんといっても《自我の危機/Identity Crisis》です。

このカードは緑白系がとても苦手とするコンボ系デッキ全般に対して抜群の効果を持ちます。

ターボフォグ、エスパーリアニ、赤昇天デッキに対して手札と墓地を一気に空にしてしまえば相当勝利に近づくはずです。また相手がサイドから入れてくる《瞬間凍結/Flashfreeze》にひっかからないのもいいです。

私も最近のこのデッキをちょくちょく使ってるのですがこの間今では珍しい《時の篩/Time Sieve》デッキに当たりメインはあっという間にとられてしまいましたがサイドボード後は《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》で相手の境界石や《吠えたける鉱山/Howling Mine》などを壊し、相手がフルマナタップで《天使歌/Angelsong》を打ってきたとこに《自我の危機/Identity Crisis》を打ち込むという理想の展開×2で勝利できました。

3戦目は《自我の危機/Identity Crisis》がなかったら返しのターンにはマナが揃って《蔵の開放/Open the Vaults》で負けてしまっていただけに墓地もなくならせる《自我の危機/Identity Crisis》は相手のトップデッキ条件も無くしてしまう最高のカードでした。



もうひとつの黒の強いカードは《不気味な発見/Grim Discovery》です。

このカードはジャンド系のデッキに対してとても効果を発揮します。

ジャンド相手にはジャンドにとって生き残っては致命的となってしまうクリーチャーを守るor相手の引いている除去の枚数より多く場に出すことが勝負の鍵を握っています。

そこでこのカードの出番です。除去られてしまったクリーチャーを回収するだけでなく《荒廃稲妻/Blightning》で失ってしまった土地も一緒に回収できます。

《エメリアの天使/Emeria Angel》とフェッチランドや、《悪斬の天使/Baneslayer Angel》と5枚目の土地をセットで拾えるときは最高です。

《不気味な発見/Grim Discovery》に加え、《不屈の随員/Dauntless Escort》、《巨森の蔦/Vines of Vastwood》なども絡めてうまく場に《悪斬の天使/Baneslayer Angel》や《エメリアの天使/Emeria Angel》、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を残せれば勝ちきることができるでしょう。

効果的にはメインにいれてもいい気がするカードなのでメタや調整次第ではメインに1~2枚差してもいいのではないでしょうか。


最後に私がこのデッキを回し気づいた点をお話したいと思います。

1点目は《極楽鳥/Birds of Paradise》。
相手が同じカラーリングで《貴族の教主/Noble Hierarch》、《悪斬の天使/Baneslayer Angel》とだされてしまうとこちらが《悪斬の天使/Baneslayer Angel》だすだけでは不利なのでそれがきつくサイドボードに沼をとるかメインの《バントの全景/Bant Panorama》を《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》に変え黒マナの供給を土地でしやすくして《貴族の教主/Noble Hierarch》に変えたほうがいい気もします。



2点目はメイン1枚の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》は3枚目の《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》の方が良いのではないかと感じました。
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》はただ強いです。
同系にもジャンドにもやってくれるので3枚は欲しいです。


3点目は《自我の危機/Identity Crisis》です。サイドインする相手には必ず引いて欲しいカードになるので3枚とってもいいと思います。

2枚引いて1枚腐るのが嫌だ、と思う方は2のままでいいと思いますがこのカードをサイドインするときはこのカードを撃てるか撃てないかで勝率が大きく関わるので私は2枚引いてしまうリスクよりも《自我の危機/Identity Crisis》を引く確立を上げたほうが良いと考えます。

4点目は同系対策です。リアル《エメリアの天使/Emeria Angel》の使用率がどの程度かわかりかねるので絶対必要、というわけではないのですが、もしある程度いると感じているのならば同系対策に《盲信的迫害/Zealous Persecution》をとるのも有りだとおもいます。

このカードは《貴族の教主/Noble Hierarch》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》、1-1飛行トークンを一気に全部葬りこちらのダメージ量をかなりあげることが出来るナイスサイドボードカードです。

撃たれて戦線が壊滅した私が言うんで間違いありませんw






という訳で今日は《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》デッキの紹介でした。

如何でしょうか?ただの緑白よりもパーマネント除去である《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》があることで同系の相手の《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》や《ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge》なども悠々と壊す事ができ簡単プレインズウォーカー負けというのがかなり減るのも魅力です。

ファイナルに緑白系を持ち込もうと思ってる方は是非参考にしてみて下さい。

それでは。

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