宣伝記事「The Jund Cascade」
2009年12月8日 TCG全般 コメント (1)この宣伝記事は私達がどのような記事を書いているか、その一端を知ってもらうための記事ですので本誌掲載の記事とは別物です。
これを通して本誌にも興味を持ってもらえたら光栄です。
ご意見、ご感想ありましたら気軽にコメント欄に書き込んでいって下さい^^
それではどうぞごゆっくりお読み下さい。
「The Jund Cascade」
最近スタンダートのトーナメントマジックをする上で絶対的な力を誇っているデッキが皆さんご存知の通りジャンド続唱です。このデッキはPTホノルルで行われたアラーラブロック限定構築の環境でもトップメタを担うデッキでした。ジャンド続唱は限定構築の世界を牛耳りその勢いのまま、M10、ゼンディカーと加わったスタンダートにおいても王者のデッキとして君臨し続けている、と言う訳です。
さてさてこの強いジャンドをどうしたらうまく倒せるのでしょうか?
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉があります。
マジックでもやはり対戦相手のデッキの事を理解していなくては相手にとって最も効果的なプレイング、サイドボードカードの選択をすることは出来なし勝利を掴み取るのも難しいでしょう。
そんなわけで今回は皆さんに馴染み深くはないであろうと思われるジャンドが猛威を振るったアラーラブロック限定構築の歴史のお話をジャンドを中心にしたいと思います。私自身はMagic Online(以下MO)で環境当初からこの世界に関わっていたため完全ではないですがある程度は流れを掴んでいるかと思います。が、完璧に、というのはさすがに難しいと思われるので多少間違っていても目を瞑ってもらえると助かります。
この文を読みジャンドの歴史、ジャンド対策の歴史を知ってもらうことでジャンドのプレイング、ジャンドへの対策の仕方など皆さんのデッキ考察の参考になれば幸いです。
それではアラーラブロック限定構築の世界をお楽しみ下さい。
第1章、「全ての始まりにして全ての頂点」
アラーラブロック3つ目のエキスパンション「アラーラ再誕/Alara Reborn」が発売されその後に控えるMOチャンピョンシップ、PTホノルルのフォーマットが「アラーラブロック限定構築」(以下限築)であることもありMOではすぐにこの限築が盛んに行われるようになりました。
まず注目を浴びたのは続唱付きで元の効果も高い《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》と《瀝青破/Bituminous Blast》です。これにこれらの色のカードパワーの高いカードたち、《終止/Terminate》、《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》などが次々に足され今現在でも猛威を振るい続けているジャンド続唱というデッキが早々に出来上がりました。
みるみる内にジャンドは広まりMOでの2人構築戦、8人構築戦がほとんどジャンド、なんて事も稀ではない状態にまでなりました。
しかしジャンドと言っても多種多様なジャンドがこの期間に作成されました。
私は大きく分けると3つの種類のジャンドに分かれると思っており、この3つを早ジャンド、中ジャンド(もしくは普通のジャンド)、遅(おそ)ジャンドと呼んでいました。
ネーミングセンスのかけらもなくてごめんなさい(笑)
3つのデッキの特徴は以下の様な感じになっています。
早ジャンド・・・《血の間の軟泥/Bloodhall Ooze》、《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade》+境界石、《地獄の雷/Hell’s Thunder》などが入っており従来のものよりも序盤をより重視しています。
現在のスタンダートで表すなら赤単的立ち位置のデッキ。
「Sample早ジャンド」
4 《森/Forest》
6 《山/Mountain》
4 《野蛮な地/Savage Lands》
4 《沼/Swamp》
18 lands
1 《呪詛術士/Anathemancer》
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《血の間の軟泥/Bloodhall Ooze》
3 《地獄の雷/Hell’s Thunder》
4 《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
20 creatures
1 《瀝青破/Bituminous Blast》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
3 《火荒の境界石/Firewild Borderpost》
1 《溶岩崩れ/Lavalanche》
2 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4 《圧倒する雷/Resounding Thunder》
4 《終止/Terminate》
3 《脈火の境界石/Veinfire Borderpost》
22 other spells
中ジャンド・・・従来のジャンド。現在のスタンダートのジャンドとそっくりです。
ジャンド同系のトップデッキ合戦に有利になるため《復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth》が搭載されています。
「sample中ジャンド」
4 《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis》
5 《森/Forest》
4 《ジャンドの全景/Jund Panorama》
4 《山/Mountain》
4 《野蛮な地/Savage Lands》
4 《沼/Swamp》
25 lands
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
3 《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
4 《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
15 creatures
4 《瀝青破/Bituminous Blast》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
2 《溶岩崩れ/Lavalanche》
4 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4 《終止/Terminate》
2 《復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth》
20 other spells
遅ジャンド・・・ジャンドメタでメインから《暴力的な根本原理/Violent Ultimatum》、《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》などが入っており、それを支えるカードとして《天球儀/Armillary Sphere》が採用されています。
「sample遅ジャンド」
4 《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis》
5 《森/Forest》
4 《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
4 《山/Mountain》
4 《野蛮な地/Savage Lands》
4 《沼/Swamp》
25 lands
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
4 《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
1 《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》
17 creatures
4 《瀝青破/Bituminous Blast》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
3 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
2 《終止/Terminate》
3 《暴力的な根本原理/Violent Ultimatum》
2 《天球儀/Armillary Sphere》
18 other spells
早ジャンドは従来の型よりも速攻を意識し、飛行をもちなおかつ蘇生をもっている《地獄の雷/Hell’s Thunder》が普通のジャンドへ有効である。という考えが元から作られたと考えられます。
今現在のスタンダートでも《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》から《地獄の雷/Hell’s Thunder》がきたらジャンドも手に焼くのではないでしょうか?
弱点は普通のジャンドよりも当然重いカードが減っているので序盤綺麗に捌かれてしまうと不利であるという点です。
遅ジャンドは序盤は普通のジャンドと同じカード、またはそれを対処するカードを展開することで勝負を後半にもつれさせ相手より多い重いコストのカードを連打して勝つという考えの下作られていました。なので当然弱点は序盤で攻めきられてしまうことです。
このようなデッキ達やアラーラの再誕が入る前までは天下であったナヤデッキなどのバージョンアップが行われ、しばらくするとMOチャンピョンシップが開かれました。
次の週に開かれるPTホノルルのメタゲームを予想するに一番適した結果を得ることができるであろうと言うことでその結果はプロプレイヤー達の注目をも浴びました。
その結果は・・・。
ベスト8、8人中7人がジャンド。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/mtgochampseries09/season2
誰の目から見てもジャンドの圧勝劇!
3位の方のデッキをご覧になればこの環境のジャンドがどれ程猛威を振るっていたかをさらに理解して頂けるのではないでしょうか?
Magic Online championship 3rd
4 《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
4 《森/Forest》
4 《ジャングルの祭殿/Jungle Shrine》
3 《山/Mountain》
2 《断ち割る尖塔/Rupture Spire》
4 《野蛮な地/Savage Lands》
4 《沼/Swamp》
25 lands
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
2 《徴兵されたワーム/Enlisted Wurm》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
4 《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
18 creatures
1 《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
4 《瀝青破/Bituminous Blast》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
4 《天界の粛清/Celestial Purge》
4 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
17 other spells
Sideboard
3 《金線の破れ目/Filigree Fracture》
3 《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander》
2 《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》
3 《終止/Terminate》
4 《ヴィティアの背教者/Vithian Renegades》
15 sideboard cards
そうです、メインから《天界の粛清/Celestial Purge》をタッチで搭載していたのです。
今現在では白ジャンドと呼ばれる存在になるのでしょうか。今となっては普通に見えるかもしれませんが当時4色目をタッチしてまで、しかもメインに《天界の粛清/Celestial Purge》をとろうとしたプレイヤーはなかなかいなかったのではないでしょうか。
それほどジャンド同系においての《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》は重要ということが分かります。
「メインから《天界の粛清/Celestial Purge》が許される程ジャンド環境である」ということがPTに参加するプレイヤー達に知れ渡りそれから1週間、PTホノルルが開催されました。
第2章へ続く
これを通して本誌にも興味を持ってもらえたら光栄です。
ご意見、ご感想ありましたら気軽にコメント欄に書き込んでいって下さい^^
それではどうぞごゆっくりお読み下さい。
「The Jund Cascade」
最近スタンダートのトーナメントマジックをする上で絶対的な力を誇っているデッキが皆さんご存知の通りジャンド続唱です。このデッキはPTホノルルで行われたアラーラブロック限定構築の環境でもトップメタを担うデッキでした。ジャンド続唱は限定構築の世界を牛耳りその勢いのまま、M10、ゼンディカーと加わったスタンダートにおいても王者のデッキとして君臨し続けている、と言う訳です。
さてさてこの強いジャンドをどうしたらうまく倒せるのでしょうか?
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉があります。
マジックでもやはり対戦相手のデッキの事を理解していなくては相手にとって最も効果的なプレイング、サイドボードカードの選択をすることは出来なし勝利を掴み取るのも難しいでしょう。
そんなわけで今回は皆さんに馴染み深くはないであろうと思われるジャンドが猛威を振るったアラーラブロック限定構築の歴史のお話をジャンドを中心にしたいと思います。私自身はMagic Online(以下MO)で環境当初からこの世界に関わっていたため完全ではないですがある程度は流れを掴んでいるかと思います。が、完璧に、というのはさすがに難しいと思われるので多少間違っていても目を瞑ってもらえると助かります。
この文を読みジャンドの歴史、ジャンド対策の歴史を知ってもらうことでジャンドのプレイング、ジャンドへの対策の仕方など皆さんのデッキ考察の参考になれば幸いです。
それではアラーラブロック限定構築の世界をお楽しみ下さい。
第1章、「全ての始まりにして全ての頂点」
アラーラブロック3つ目のエキスパンション「アラーラ再誕/Alara Reborn」が発売されその後に控えるMOチャンピョンシップ、PTホノルルのフォーマットが「アラーラブロック限定構築」(以下限築)であることもありMOではすぐにこの限築が盛んに行われるようになりました。
まず注目を浴びたのは続唱付きで元の効果も高い《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》と《瀝青破/Bituminous Blast》です。これにこれらの色のカードパワーの高いカードたち、《終止/Terminate》、《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》などが次々に足され今現在でも猛威を振るい続けているジャンド続唱というデッキが早々に出来上がりました。
みるみる内にジャンドは広まりMOでの2人構築戦、8人構築戦がほとんどジャンド、なんて事も稀ではない状態にまでなりました。
しかしジャンドと言っても多種多様なジャンドがこの期間に作成されました。
私は大きく分けると3つの種類のジャンドに分かれると思っており、この3つを早ジャンド、中ジャンド(もしくは普通のジャンド)、遅(おそ)ジャンドと呼んでいました。
ネーミングセンスのかけらもなくてごめんなさい(笑)
3つのデッキの特徴は以下の様な感じになっています。
早ジャンド・・・《血の間の軟泥/Bloodhall Ooze》、《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade》+境界石、《地獄の雷/Hell’s Thunder》などが入っており従来のものよりも序盤をより重視しています。
現在のスタンダートで表すなら赤単的立ち位置のデッキ。
「Sample早ジャンド」
4 《森/Forest》
6 《山/Mountain》
4 《野蛮な地/Savage Lands》
4 《沼/Swamp》
18 lands
1 《呪詛術士/Anathemancer》
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《血の間の軟泥/Bloodhall Ooze》
3 《地獄の雷/Hell’s Thunder》
4 《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
20 creatures
1 《瀝青破/Bituminous Blast》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
3 《火荒の境界石/Firewild Borderpost》
1 《溶岩崩れ/Lavalanche》
2 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4 《圧倒する雷/Resounding Thunder》
4 《終止/Terminate》
3 《脈火の境界石/Veinfire Borderpost》
22 other spells
中ジャンド・・・従来のジャンド。現在のスタンダートのジャンドとそっくりです。
ジャンド同系のトップデッキ合戦に有利になるため《復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth》が搭載されています。
「sample中ジャンド」
4 《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis》
5 《森/Forest》
4 《ジャンドの全景/Jund Panorama》
4 《山/Mountain》
4 《野蛮な地/Savage Lands》
4 《沼/Swamp》
25 lands
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
3 《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
4 《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
15 creatures
4 《瀝青破/Bituminous Blast》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
2 《溶岩崩れ/Lavalanche》
4 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4 《終止/Terminate》
2 《復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth》
20 other spells
遅ジャンド・・・ジャンドメタでメインから《暴力的な根本原理/Violent Ultimatum》、《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》などが入っており、それを支えるカードとして《天球儀/Armillary Sphere》が採用されています。
「sample遅ジャンド」
4 《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis》
5 《森/Forest》
4 《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
4 《山/Mountain》
4 《野蛮な地/Savage Lands》
4 《沼/Swamp》
25 lands
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
4 《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
1 《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》
17 creatures
4 《瀝青破/Bituminous Blast》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
3 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
2 《終止/Terminate》
3 《暴力的な根本原理/Violent Ultimatum》
2 《天球儀/Armillary Sphere》
18 other spells
早ジャンドは従来の型よりも速攻を意識し、飛行をもちなおかつ蘇生をもっている《地獄の雷/Hell’s Thunder》が普通のジャンドへ有効である。という考えが元から作られたと考えられます。
今現在のスタンダートでも《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》から《地獄の雷/Hell’s Thunder》がきたらジャンドも手に焼くのではないでしょうか?
弱点は普通のジャンドよりも当然重いカードが減っているので序盤綺麗に捌かれてしまうと不利であるという点です。
遅ジャンドは序盤は普通のジャンドと同じカード、またはそれを対処するカードを展開することで勝負を後半にもつれさせ相手より多い重いコストのカードを連打して勝つという考えの下作られていました。なので当然弱点は序盤で攻めきられてしまうことです。
このようなデッキ達やアラーラの再誕が入る前までは天下であったナヤデッキなどのバージョンアップが行われ、しばらくするとMOチャンピョンシップが開かれました。
次の週に開かれるPTホノルルのメタゲームを予想するに一番適した結果を得ることができるであろうと言うことでその結果はプロプレイヤー達の注目をも浴びました。
その結果は・・・。
ベスト8、8人中7人がジャンド。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/mtgochampseries09/season2
誰の目から見てもジャンドの圧勝劇!
3位の方のデッキをご覧になればこの環境のジャンドがどれ程猛威を振るっていたかをさらに理解して頂けるのではないでしょうか?
Magic Online championship 3rd
4 《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
4 《森/Forest》
4 《ジャングルの祭殿/Jungle Shrine》
3 《山/Mountain》
2 《断ち割る尖塔/Rupture Spire》
4 《野蛮な地/Savage Lands》
4 《沼/Swamp》
25 lands
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4 《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
2 《徴兵されたワーム/Enlisted Wurm》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
4 《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
18 creatures
1 《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
4 《瀝青破/Bituminous Blast》
4 《荒廃稲妻/Blightning》
4 《天界の粛清/Celestial Purge》
4 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
17 other spells
Sideboard
3 《金線の破れ目/Filigree Fracture》
3 《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander》
2 《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》
3 《終止/Terminate》
4 《ヴィティアの背教者/Vithian Renegades》
15 sideboard cards
そうです、メインから《天界の粛清/Celestial Purge》をタッチで搭載していたのです。
今現在では白ジャンドと呼ばれる存在になるのでしょうか。今となっては普通に見えるかもしれませんが当時4色目をタッチしてまで、しかもメインに《天界の粛清/Celestial Purge》をとろうとしたプレイヤーはなかなかいなかったのではないでしょうか。
それほどジャンド同系においての《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》は重要ということが分かります。
「メインから《天界の粛清/Celestial Purge》が許される程ジャンド環境である」ということがPTに参加するプレイヤー達に知れ渡りそれから1週間、PTホノルルが開催されました。
第2章へ続く
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